かねしめ水産は、健康経営優良法人2021の認定を受けています
健康経営優良法人とは、『従業員の心身が健やかであれば、高い収益性が生まれ会社の持続的成長へと繋がる』という考えに基づいており、『健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標』としています
認定の申請にあたり、自分が考えていたことは、「会社は(仕事は)社員の健康があってのことだ」ということです 個人でも、体の具合が良くないと思い通りの行動ができないのと同じで、会社も社員の健康状態が悪いと成果が出ないのです 私も立場上、夜の会合などが多く、しかも翌日は4時に出勤するため寝不足でフラフラで会社に向かうこともあります これでは判断が鈍ったり行動が遅れたり、何より社員やお客様といい状態で向き合えないのです
以前は風邪など体調不良で早退や欠勤する社員も多く、しかも業務の共有化も出来ていないので、お客様にご迷惑をかけたりトラブルもつきものでした そして一番悲しかったことは6年前、在職中の社員が闘病の末、亡くなったことです 「個人の健康は自己責任」と考えていた私には大きなショックでした 健康診断をやっているから大丈夫、社員食堂でバランスよい食事を出しているから大丈夫と、「健康」に対して安易に考えていたのです
人生はいつどのように変わるか、どう終わるか分かりません 私はよく「自分が後悔しないよう、できること・やりたいことはどんどんやろう!」と社員に言っています しかし、いつどうなるか分からないといっても、自分の健康管理は可能です 私も30代後半から体重増加・体調不良が気になり、ウオーキングとジョギングを始めました 今年はランニングを頑張り、9月は月間走行距離200kmを達成しました 体重も20代前半の状態に戻り好調です 自慢になりますが、健康診断で引っかかったことは過去に1度もありません 血液検査など各種数値もすべて正常値です
いずれにせよ、健康管理は他人から強制されるものではありません 自分の人生のため・家族の幸せのためです そして自分で意識して実行することが大事です 社員の身体の状態も管理するのは社員です 会社として「健康経営」に取り組み、一人ひとりが健康のありがたみを感じ、より健康管理への意識向上と健康維持をしてもらいたいと強く思っています 健康経営はその機会の1つと考えています 会社としても、社員こそ貴重な経営資源であり大事にすべきと捉えています
長くなりましたが、以上が会社として「健康経営」に取り組む目的です 喫煙率の低下、休憩室の整備などまだまだ課題は多いですが、1つずつ取り組んでいき、笑顔の多い職場にしていきます!
やまがた健康企業宣言!