かき…柿ではありません 夏季でもありません 牡蠣です
「Rの付かない月はカキを食べちゃダメ」的な話があります 昔から世界的に食されているカキは、Rの付かない5月から8月の暑い時期は鮮度保持が難しかったのでしょう また、この時期は抱卵に向けて身が薄くなり水っぽくなり、味が落ちます
現在は流通や保冷技術が進み、それは当てはまらなくなってきてますが、日本では広島や宮城、岡山などで真ガキの養殖が盛んです これらは秋から冬が美味しくなる時期です
生食、カキフライ、鍋、グラタンなど 美味しいですよねー ですが、どうしても殺菌や洗浄のための処理の過程で、カキ本来の旨味が抜けてしまうんですよね
加熱用より生食用の方がその過程を経るので、フライや鍋にするなら加熱用が旨い、と言われるのはそのためです
しかーし!夏場が旬の「岩ガキ」も忘れてはいけません!
デカいばかりがいいわけではありません これは殻長10cmくらいの小ぶりの物ですが、中身がギッシリと詰まってます 主に日本海側で夏場に獲れます これは新潟県の山北町のものです
「濃厚」とはこのこと!クリーミーで濃縮された海を味わっているかのよう…今夜は白ワインか日本酒か?やっぱり冷たいビールかな(笑)